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2021/10/11

成功する土地選びのコツ④セットバック

  • #土地選び

Writer:hplan

ブログをご覧のみなさま、こんにちは!

スタッフの髙橋です(^_^)/

今回は、土地についての豆知識をお伝えしようと思います。

土地探しを始めると、初めて知るワードがたくさん出てくると思います。

知らないまま土地を購入し、後悔するのは避けたいですよね。ちょっと堅苦しいお話かもしれませんが、できるだ

け分かりやすくお伝えしようと思います!ぜひ最後まで読んで下さいね(^_^)/

さて、今日のお題は「セットバック」です。

 

 

セットバックとは

セットバックとは英語で「後退」を意味し、不動産業界や建築業界では敷地や建物を道路や隣地などの境界線から離

す(後退させる)ことをいいます。

もっとわかりやすくいうと、土地の一部を道路として提供することです。

 

 

 

セットバックの目的

セットバックは建物を後退して建築することですが、なぜそんな必要があるのでしょうか。

幅の狭い道路は、救急車や消防車などが入れず、火災時に、避難や消火活動を妨げる恐れがあります。

また、毎日の通勤や、こどもの送り迎えでの車の出し入れ、子どもたちの登下校時、他の車とのすれ違いに不便で

すし、危険な道ともいえます。

そのため、道路の幅が4m未満の狭い道路は、道路の中心線から2mの地点まで敷地を後退(セットバック)させ、道

の幅を確保し、防災や防犯の点から各住民が協力する必要があるのです。

つまり、幅が4m以上の道路に接する土地で無ければ、(一部例外を除き)建築したり、既に建っている住宅などを

建て替えできません。

建築基準法ではその土地の一部を道路として提供することにより、将来的に幅が4mを超える道路に接するのであれ

ば、幅4m未満の道路に接する土地でも建築したり、建て替えができると定めています。

 

 

お向かいさんと土地を半分ずつ提供し合って道路の幅を4m以上に広げるんです!

 

 

要セットバックの土地を買うメリット・デメリット

 

メリット デメリット
車を出し入れしやすくなる セットバック分の土地の費用も払う
火事などあった場合、緊急車両が入れる セットバック部分の土地は私的に使えず、門や塀も建てられない(駐車場として車を置くこともできません。)
道幅が広がり、見通しがよくなることで防犯に繋がる セットバックは拒否できない
購入価格が安くなる場合がある ※一部例外を除く

 

 

まとめ

不動産広告にはセットバック(私道負担)の有無、またその面積についても掲載しなければならない規定がありま

す。まずは「要セットバック」と掲載があるか注意して見てみましょう。

土地は、一つ一つ価格も条件も違い、購入は早い者勝ちの部分があるため冷静な判断が出来なくなってしまうこと

があります。物件探しを人任せにしすぎず、物件への申し込み前に詳細をしっかり確認しましょう。

上記に挙げたように、セットバックが必要な土地には、メリット・デメリットがありますので、建築条件やコスト

の条件など、トータルで判断することが大切です。

いかがでしたでしょうか?

土地探しには「セットバック」のように初めて知るワードがたくさんあると思います。

土地購入前に是非知っておくべき知識、次回もそんなワードをご紹介し、みなさまのお役に立てればと思います!

↓土地探しのコツ①~③まだ読んでない方はこちらもぜひご覧くださいね(*^-^*)↓

成功する土地選びのコツ①事前準備|ブログ|H-PLAN

成功する土地選びのコツ②安全な土地編|ブログ|H-PLAN

成功する土地選びのコツ③実際編|ブログ|H-PLAN

 

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